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【登録不要・5分で完了】あなたの「IBM i(AS/400)」は大丈夫? 属人化・老朽化を防ぐ「健康診断チェックリスト」

長年、日本の基幹業務を強固に支えてきた「IBM i(AS/400)」。独自の構造による高いセキュリティと大量処理能力から「守りの要」として重宝される一方で、技術者の高齢化やプログラムのブラックボックス化に頭を悩ませる企業が少なくありません。
しかし、「RPG技術者が5年以内に定年を迎える」「SaaSと連携するたびに専用開発が必要」といった課題に対し、全面刷新(マイグレーション)か現状維持かの二者択一に縛られる必要はありません。
既存の「IBM i」を捨てずに活かし、最新のオープン系システムやクラウドと組み合わせる「ハイブリッド戦略」があります。ETL(データ連携)ツールを活用してデータをノーコードで自動変換することで、無理な全移行を避けながら、RPGを知らない若手エンジニアでも安全かつ低コストにデータ活用基盤を構築することが可能です。
まずは、貴社のシステムが現在どのような状況にあるかを知るために、5分程度で確認できる「健康診断」を実施してみましょう。
「IBM i(AS/400)」健康診断チェックリスト
全15問のチェックリスト本編から、特に重要な6つの設問をピックアップしました。貴社に当てはまる項目はいくつありますか?
カテゴリA:人材・技術継承リスク
☐ システムの全容を把握している担当者が特定の1〜2名に依存(属人化)しており、その方が不在になると運用が止まるリスクがある。
☐ 担当者以外がコードや仕様を把握するのに1週間以上かかる(ブラックボックス化している)。
カテゴリB:システム拡張性・連携性
☐ 新しいSaaSやクラウドサービスと連携する際、常にゼロから専用プログラム開発が必要になる。
☐ 画面が「グリーン画面(5250画面)」のままで、業務部門から使いにくいと不満が出ている。
カテゴリC:経営・リソース状況
☐ 今後5年間で、システム刷新のために数億円以上の規模の予算を確保することが非常に難しい。
☐ 仮にシステムを全面移行しても、長年慣れ親しんだ現場の業務フローを大幅に変更することに強い抵抗がある。
全15問のチェックリスト本編は、以下のPDFから 登録不要 でご覧いただけます。まずは社内で現状の課題を可視化してみてください。
「チェックリストで「はい」が多かった皆様へ
診断お疲れ様でした。もし全15問のチェックリスト本編にて、「カテゴリA(人材・技術継承リスク)」や「カテゴリB(システム拡張性)」で「はい」や「一部該当」が3つ以上あった場合、貴社のシステムは「技術者リスクが危険域」「システム拡張に重大な課題」を抱えている状態と言えます。
しかし、焦って「全面移行」を選ぶ必要はありません。ユニリタが提案するのは、「IBM i」 の堅牢さを活かしたままDXを実現する、リスク最小限のモダン化です。
「3つの壁」をノーコードで突破する
既存の「IBM i」のデータをクラウドや最新のBIツールで活用しようとすると、特有の技術的障壁「3つの壁」が立ちはだかります。
- 文字コードの壁(EBCDIC) : オープン系とは体系が異なり、文字化けの主因に
- 数値形式の壁(パック10進数) : 特殊な圧縮形式のため、変換なしでは計算不能
- ファイル構造の壁(マルチメンバー) : 通常のSQLだけではデータの抽出が困難
これらを手作業や手組みのプログラム(Javaなど)で変換しようとすると膨大な工数がかかりますが、 ETL(データ連携)ツール を活用することで、これらの課題をノーコードで解決できます。
たとえば純国産ノーコードETL:データ連携ツール「Waha! Transformer」を活用すれば、画面上のGUI操作だけで特有のデータを自動変換可能です。これにより、 RPGを知らない若手エンジニアでも「IBM i」のデータを自在に扱えるようになるため、属人化からの脱却と内製化が可能になります。
次のステップ:無理な刷新より「賢い継続」を
「健康診断」で自社の現在地が見えてきたら、次は具体的な解決策を検討してみませんか?
ウイルスに強い「IBM i」を基幹業務(守り:SoR)に残しつつ、クラウド(攻め:SoE)とシームレスにデータ連携させる。安全かつ低コストなDX基盤の構築や、現場で属人化している「Excelでのデータ手加工作業」を自動化することも可能になります。
無理な全面移行を避け、データ連携からアプローチする「段階的なモダナイゼーション」という選択肢。
とはいえ、すぐに具体的な計画を立てる段階ではない企業様も多いかと思います。そこで、「IBM i」との新しい付き合い方のヒントを概要としてまとめたガイドブックをご用意しました。
情報収集の一環としてお気軽にご覧ください。






