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データ連携「i-Reporter」×「Waha! Transformer」 ~生産実績データを基幹システムへ自動登録

データ連携「i-Reporter」×「Waha! Transformer」 ~生産実績データを基幹システムへ自動登録

【この記事の要点サマリ】

  • 直面する課題:i-Reporterで電子化した現場帳票データ(点検・日報・検査等)と、基幹システム(生産管理・ERP)間の手動転記や、過去帳票の管理・バックアップ工数の増大。
  • 解決の結論:「i-Reporter」と純国産データ連携ツール「Waha! Transformer」を「SaaS連携オプション」で接続し、双方向のデータ連携・帳票作成・バックアップを全自動化。

本記事でわかる活用事例(ユースケース):

  • 現場入力データ(i-Reporter)の自動収集・基幹システムへの一元集約
  • 基幹システムの最新マスターデータ(部品・顧客等)をi-Reporterへ自動反映
  • 【New】現場帳票データ(DWH連携)のBIツールによる作業可視化・予実管理
  • 【New】基幹データと連動した帳票テンプレートの自動複製&初期データセット
  • 【New】期限切れ過去帳票の自動バックアップ&定期削除による運用負担軽減

電子帳票の作成・管理ツール「i-Reporter(アイレポーター)」は、株式会社シムトップスが提供する現場帳票のペーパーレス化ソリューションです。

本記事では、データ連携ツール「Waha! Transformer」との連携により、どのように活用の幅が広がるのかをご紹介します。

※本記事は、2025年10月30日に公開されたコラムに、新たな連携事例(ユースケース)を追加してアップデートした改訂版です。
※インストール先のOS、接続先のデータソースについては、原則として提供元メーカーのサポート対象となっていることを前提としますので、各社サポート情報をご確認ください。
※記載する会社名・製品名は提供元各社の商標・登録商標です。

はじめに:「i-Reporter」とつながるメリット

株式会社シムトップスが提供する「i-Reporter(アイレポーター)」は、4,500社以上が導入する国内シェアNo.1※の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです。

使い慣れた帳票をそのままWindowsやiOS環境(iPad/iPhone)で利用できるため、従来紙やExcelで行っていた手作業を効率化できます。写真撮影・録音やバーコード読み取りに加え、エッジAIによる高速・高精度の文字認識(AI-OCR)など、多彩な入力機能で現場の情報を収集し、リアルタイムのデータ共有を実現。これにより、現場間の移動や連絡の手間が省けます。

「i-Reporter」は主に現場の帳票を電子化するツールとして利用されていますが、外部連携技術仕様の公開やWebhook機能の拡張により、他のSaaSや基幹システムとデータ連携が容易になりました。

連携による主なメリット:

  • 業務プロセスの自動化と効率向上 :現場で入力されたデータやAI-OCRで読み取った現場のデータを、基幹システムや生産管理システムに自動で連携させ、手作業の手間とミスを削減できます。
  • リアルタイムに近い情報共有 :現場で入力されたデータをデータベースへ保存・連携することで、各部署や経営層と情報共有ができます。現場の状況をデータで管理することで、問題の早期発見や、迅速な意思決定ができます。
  • データ活用の促進と業務改善 :取得した現場データを他のデータと統合・加工することで、多角的な分析へつなげることが可能です。単なる記録・管理にとどまらず、業務そのものの改善につなげられます。

「i-Reporter」と「Waha! Transformer」を接続し、既存システムや各種SaaSと連携することで、業務プロセスの自動化や情報共有などデータ活用の幅を広げられます。

※出典:富士キメラ総研 2026年2月17日発刊 業種別IT投資動向/DX市場の将来展望 2026年版 DX投資編 IV-13 現場帳票ペーパーレス化ソリューション 市場占有率46.5%(2024年度のベンダーシェア・数量)
https://i-reporter.jp/

データ連携ツール「Waha! Transformer」について

「Waha! Transformer」は、国産のETL(Extract、 Transform、 Load)ツールで、GUIベースでの簡単な操作により、データの抽出・変換・送出ができるデータ連携ツールです。

大量データの高速処理、ノーコード開発を強みとし、メインフレームからSaaSまで、新旧データソースに幅広く接続することで、業務システム間のデータ連携や帳票作成など、幅広い業務に活用されています。

Waha! Transformerによるデータの抽出・変換・加工・送出のイメージ

 

「i-Reporter」連携イメージと活用事例(ユースケース)

「i-Reporter」と「Waha! Transformer」の連携イメージと、それがどのように業務へ役立つのか、活用事例(ユースケース)をご紹介します。

「i-Reporter」連携イメージ例:

  1. 現場で「i-Reporter」に入力したデータを「Waha! Transformer」で取得し、変換・加工、保存
  2. 基幹システムのデータを変換・加工して「i-Reporter」に取り込み、最新データを現場で利用
  3. 【New】 「i-Reporter」内の現場帳票データを自動抽出・加工し、DWH・BIツールと連携・活用
  4. 【New】 基幹システムと連携し、「i-Reporter」で作成した帳票をテンプレートに「Waha! Transformer」で自動複製、初期データセット
  5. 【New】 「i-Reporter」利用済み帳票のバックアップと削除

1. 現場で「i-Reporter」に入力したデータを「Waha! Transformer」で取得し、変換・加工、保存

現場でモバイル端末から入力したデータを、「Waha! Transformer」で取得し、変換・加工し、社内システムに保存します。

各現場のi-Reporter入力データをWaha! Transformerで1ファイルに自動集約するイメージ

【ユースケース】各現場から「i-Reporter」で入力されたデータを、1つのファイルに集約することで報告書の作成を自動化

  • 各現場の担当者がモバイル端末から「i-Reporter」で日報や点検記録などのデータを入力
  • 「Waha! Transformer」が各現場のデータをバッチ処理で自動的に取得し、1つのデータファイル(CSVやExcelなど)に集約・保存
  • ファイルが作成されたことを関係者にメールで自動通知も可能

メリット :手作業で個別のファイルをまとめる必要がなくなり、自動で一元化されたデータを管理・共有できます。

2. 基幹システムのデータを変換・加工して「i-Reporter」に取り込み、最新データを現場で利用

基幹システムのデータを変換・加工し、「i-Reporter」に取り込むことで、最新のデータを現場で利用できます。

基幹システムからi-Reporterへのマスタデータ自動反映イメージ

【ユースケース】帳票で使用するラベルのカスタムマスター(選択値情報)を自動更新

  • 基幹システムで管理されている部品コードや顧客リストなどのマスターデータを「Waha! Transformer」が「i-Reporter」で読み込めるファイル(CSVまたはXML)に変換し、送出
  • 「i-Reporter」内ラベルのカスタムマスターが自動で更新され、現場で使用する帳票の選択肢データが最新に

メリット :手動でラベルのカスタムマスターを更新する手間がなくなり、現場のスタッフは常に最新のデータに基づいて入力できます。それによって、データの不整合や入力ミスを防げます。

3. 【New】「i-Reporter」内の現場帳票データを自動抽出・加工し、DWH・BIツールと連携・活用

現場でモバイル端末から「i-Reporter」に格納された日々の現場帳票データを自動抽出し、基幹システムのデータを組み合わせることで、経営層や管理部門が活用できるレポートや分析データを自動生成できます。

現場帳票データのDWH連携とBIツール可視化イメージ

【ユースケース】現場帳票データのDWH連携による作業内容の可視化と予実管理

  • 現場の担当者がモバイル端末から「i-Reporter」で日々の作業進捗、資材の消費量、安全点検の記録などを入力
  • 「Waha! Transformer」が「i-Reporter」のデータと基幹システムの予算データや資材発注履歴データを抽出し、生産管理システムの作業計画と統合してDWHに格納
  • 現場の作業内容や日報データの明細、チャートなどをBIツールで視覚化し、現場の状況把握や作業指導に活用

メリット :「i-Reporter」単体では一覧参照できない各日報の「記載内容」をDWHと連携し、現場作業の把握・分析・管理・指導をBIツールで可視化された「データ」をもとに行うことが可能となります。また併せて計画値も投入することで、精度の高い予実管理を実現します。

4. 【New】基幹システムと連携し、「i-Reporter」で作成した帳票をテンプレートに「Waha! Transformer」で自動複製、初期データセット

「i-Reporter」で事前に作成した帳票をテンプレートとして取得し、基幹システムから取得したマスターデータを初期値としてセットすることで、「Waha! Transformer」から複数日分の帳票を一括で生成できます。

帳票の自動複製と初期マスタデータセットイメージ

【ユースケース】基幹システムとの連携で、現場マネージャーの日報管理の手間を削減

  • 事前に「i-Reporter」で作成した帳票を取得し、「Waha! Transformer」から複数日数分の帳票を一括生成
  • 生産管理システムから事前取得した部品や担当者のマスタデータを、帳票内の特定の場所に固定値として自動入力

メリット :日報のように同一フォーマットで定期的に利用する帳票をその都度準備する作業を自動化し、現場マネージャーの手間を大幅に削減します。加えて、プリセット可能な情報を基幹システムから取得することで、現場の帳票入力の手間を省略し、生産性を向上させます。

5. 【New】「i-Reporter」利用済み帳票のバックアップと削除

管理期間が過ぎた「i-Reporter」上の不要な帳票を安全にバックアップした上で自動削除し、帳票データの効率的な運用管理を実現します。

利用済み帳票の自動バックアップと定期削除イメージ

【ユースケース】過去帳票の自動バックアップおよび定期削除の自動化

  • 生産管理システム側の管理期間情報に基づき、「Waha! Transformer」が削除帳票情報を自動取得
  • 「i-Reporter」上の管理期間が過ぎた帳票も「Waha! Transformer」で自動取得
  • 両者の削除帳票情報をもとに「Waha! Transformer」でバックアップデータを自動生成・保存し、不要な帳票を削除

メリット :「i-Reporter」の利用促進に伴い増加する帳票管理の負担を軽減します。生産管理システム側の過去情報管理期間との連動や、定期的な不要帳票の削除・バックアップを自動化します。

まとめ

「i-Reporter」は、使い慣れた帳票をそのままWindowsやiOS環境(iPad/iPhone)で利用できる電子帳票の作成・管理ツールです。製造業、建設業、物流業、小売業など、幅広い業界で利用されています。ここにデータ連携ツール(ETL)である「Waha! Transformer」を組み合わせることで、データをより柔軟に扱えるようになり、活用の幅は大きく広がります。

各現場で入力されたデータを自動で集約・一元管理し、「Waha! Transformer」の強力な変換・加工機能でデータの品質を向上させられます。

例として、帳票データを集約した報告書の自動作成、基幹システムにあるデータの現場活用、データ可視化のためのデータ連携といったユースケースを紹介しました。これらはすべて、手作業による業務の削減、ヒューマンエラーのリスク低減、そして迅速な情報共有につながります。

「i-Reporter」と「Waha! Transformer」のデータ連携にご関心があるお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。

※本連携に関するご不明点やお問い合わせは、株式会社ユニリタまでお寄せください。

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