TOPICS

トピック

データ活用に課題はありませんか?読みながら学べる記事を多数ご用意しております。

  1. 純国産ETLツールのWaha!Transformer
  2. TOPICS
  3. モダナイゼーションの盲点! ベンダー任せで陥る「データ移行の罠」とデータ連携ツールの活用法

記事公開日

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

モダナイゼーションの盲点! ベンダー任せで陥る「データ移行の罠」とデータ連携ツールの活用法

モダナイゼーションの盲点! ベンダー任せで陥る「データ移行の罠」とデータ連携ツールの活用法

【1分でわかる】この記事の要点サマリ

  • 直面する課題:モダナイゼーションをベンダー任せにすると、文字コード(EBCDIC等)やデータ型の変換処理が「発注側の責任領域」として抜け落ち、テスト直前で工数高騰・コスト倍増する「データ移行の罠」に陥ります。
  • 解決の結論:発注側が主導し、ノーコードデータ連携ツール「Waha! Transformer」で事前にクレンジング・変換処理を仕組み化することで、安全かつ計画的な移行が可能です。

本記事で得られる効果・メリット:

  • 移行作業の属人化(手組みスクリプト)を排除し、開発工数を大幅短縮。
  • 移行後も「システム間のデータ連携ハブ」として永続活用でき、ROIを最大化。
  • 【事例】4,000ジョブの移行を半年で完了(TOPPAN様)/ データ同期を2時間から数十秒へ短縮(日本通運様)。

「長年、基幹業務を支えてきたメインフレーム。大きなトラブルもなく動いているのだから、今すぐ手を入れる必要はないだろう」

「基幹システムの刷新は、実績のあるベンダーに任せておけば安心だ」と考えていませんか?

もし、社内でこのような空気が漂っているのであれば、少し立ち止まって考えていただきたい「盲点」があります。

ベンダーによっては、新環境のインフラ構築やアプリケーションの再構築を中心に担当し、既存データの整理・適合については顧客側での対応が求められるケースもあります。

この「責任のエアポケット」に気付かないと、移行直前のテスト段階で文字化けや型不一致が次々と発覚します。その影響で土壇場での緊急スクラッチ開発が発生し、工数やコストが大幅に高騰する「データ移行の罠」に陥ってしまいます。

つまり、モダナイゼーションにおける真の課題とは、単なる基盤の刷新ではなく「レガシーなデータ資産をいかに新しい環境へ適合させるか」という点にこそあります。その成否を分けるのは「移行先に何を選ぶか」以上に、「既存データをどうつなぎ、どう活かすか」です。

文字コードの変換、段階的な移行や並行運用における既存データとの連携、そしてメインフレームとオープン系システムとの接続、これらを使い捨てのプログラム開発に頼らず、安全かつ迅速に支えるのが「データ連携・変換ツール」の存在です。

本記事では、ベンダーと顧客の間で陥りがちな「データ移行の罠」を防ぎ、モダナイゼーションを成功に導くデータ連携の考え方とツールの具体的な活用法を解説します。

※記載する会社名・製品名は提供元各社の商標・登録商標です。

1. 既存データの活用と文字コード変換・データ加工における「3つの技術的ハードル」

モダナイゼーションで既存の大量データを新環境へ引き継ぐ際、現場は次の技術的課題に直面します。

移行時に直面する主な課題

  • 文字コードの違い:メインフレーム(IBM、富士通、日立、NECなど)固有の文字コード(EBCDIC、JEF、KEISなど)から、オープン系システムの文字コード(Shift-JIS、UTF-8など)への変換漏れによる文字化け。
  • データ型の相違:COBOL特有の「パック数値」「アンパック数値」「バイナリ」や、オープン系データベース(RDBなど)のデータ型への適合、フラグによって異なる型のデータを格納するマルチレイアウト型のカラムによる不一致。
  • データ加工・クレンジング:新システムのテーブル構造への組み換えや、不要データのそぎ落とし、クレンジング・名寄せ処理の遅れ。

これらの処理をスクラッチプログラム(COBOLやJavaなど)で手組みをするのは、膨大な工数・人件費がかかり、「属人化」のリスクを抱えます。

ここで力を発揮するのがデータ連携ツールです。データ連携ツールを活用することで、散在する複雑なデータをプログラミング知識なし(ノーコード)で安全かつ高速に抽出・変換・移行することが可能となります。

2. ノーコードデータ連携ツール「Waha! Transformer」による処理と異機種間における文字コード変換

メインフレームをはじめとする多様なレガシー資産とのデータ連携に対応するツールとして、純国産ノーコードデータ連携ツール「Waha! Transformer」をご紹介します。

① 直感的なノーコード構築による処理の可視化

ドラッグ&ドロップによる視覚的な操作画面(Designer)上で、左から右へデータフローを配置するだけで高度なデータ加工処理をシンプルに構築可能になります。プログラミング知識が不要なため、技術習得期間はわずか「1日」です。(プログラム経験者の方は数時間での実績もあり)仕様変更時も設定修正だけで即座に反映されます。

② 日本のレガシー環境に特化した高い変換力と細かなデータ加工処理

「日本独自の文字コード」への変換機能を標準装備しています。

  • 多彩な文字コード変換:EBCDIC(カナ・英小文字)、EBCDIK、IBM漢字、富士通JEF、日立KEIS、NEC JIPS、JASTEMなどの文字コード相互変換に標準対応。
  • 2バイトコード・外字対応:シフトコード(Shift-in/Shift-out)の有無や全角・半角混在データ、外字設定にも柔軟に対応し、文字化けや文字落ちを防ぎます。
  • 型変換と高度な演算:パック数値やアンパック数値などを扱いやすい形式へ自動で変換、フォーマットが異なるデータ同士(Pack + Unpack)の四則演算に対応。
  • リアルタイムでデータ事前確認(プレビュー機能):変換前後のデータを画面上でリアルタイムに事前確認できるため、高精度なデータ検証をスピーディーに行えます。
  • マルチレイアウトカラムへの対応:フラグによって異なる型のデータを格納するマルチレイアウト型のカラムも柔軟に対応可能です。
基幹システムから固定長バイナリファイルをファイル転送し、Waha! Transformerでバイナリ変換・加工を行って新システムへ出力するイメージ図

3. システム移行・構築の各フェーズにおけるデータ連携ツールの活用法

モダナイゼーションでは、「一括移行」だけでなく「順次移行(段階的移行)」「並行運用」「部分移行」「パイロット移行」など、プロジェクトの規模やリスクに応じたさまざまなアプローチが選ばれます。データ連携ツールは、移行作業時だけでなく全フェーズで効果を発揮します。使い捨てのプログラム開発と異なり、本稼働後も「データ連携ハブ」として資産化できるため高いROI(投資対効果)を実現します。

フェーズ・移行方式 データ連携ツールの具体的活用例
初期検証・検討 既存データの精度・範囲を事前調査(データ棚卸し・クレンジング)を行い、高精度の正確な移行概算を導出。
開発・検証時 本番想定のテストデータ作成やデータ項目の付け合わせ(マッピング)確認。検証用に作成した変換ジョブは、そのまま本番移行時にも再利用が可能。
順次移行 / 並行運用 新システムとメインフレーム(既存システム)が同時に稼働する並行稼働期間中、双方のシステム間でのデータ連携ハブとして日次・月次などでデータを自動同期。
システム切り替え時 初回全件データの高速移行、および本番全面切り替え時の「差分データ移行」を短時間で実行。
移行後(本稼働) 移行完了後はそのまま「新システム間のデータ連携ハブ(XX分間隔/日次/月次など)」として永続活用。

データ連携ツールであれば「移行作業用」から「運用後のデータハブ」へとシームレスに役割をシフトできるため、投資効果を最大限に高めることができます。

4. モダナイゼーション完了前後におけるその他活用例

① メインフレームとオープン系・クラウドサービスの連携

モダナイゼーション過程においては、メインフレーム内に残存する基幹データと、オープンシステム、クラウドサービス、あるいは取引先とのEDI(電子データ交換)連携を並行して行う必要があります。

連携のポイントとメリット:

  • メインフレーム外への安全なデータ連携:メインフレームから抽出したデータ(SAM物理ファイルやバイナリファイル)をデータ連携ツール上で安全に変換・フォーマット加工し、会計・販売・生産などのオープン系DBやDWH(データウェアハウス)へ投入できます。
  • 運用の完全自動化(トリガー連携):FTPなどのファイル転送を感知して自動的にデータ変換ジョブを起動し、システム連携運用をノーコードで完全自動化します。
  • 監査証跡(トレーサビリティ)の確保:本番移行データや日次の連携履歴を保存・保管し、システム監査時の証跡データとして活用できます。
メインフレームとオープン系DB・DWH・BIツール・社外データ(EDIなど)をWaha! Transformerで変換・加工して連携するイメージ図

② 「メインフレーム保管」脱却によるコスト削減(アーカイブ活用)

メインフレームの撤去(ダウンサイジング)が進んだ後でも、法令対応や税務監査のために過去データを長期保存する必要があります。

多くの企業では過去データをメインフレーム上の保管エリアやテープ装置(HDD、VTL、VTS、LTO)などの保管場所のひっぱく、検索時間の無駄、維持コストの高騰が課題となっています。

文字コード変換ができるデータ連携ツール「Waha! Transformer」を活用することで、テープ装置や旧メインフレームに眠っていた過去データを安価なオープンストレージやディスク(アーカイブDB)へ手軽にデータ連携ツール経由で移管しておき、必要な時にデータを確認し即時に活用することが可能です。

  • テープなどの物理保管スペース削減、および高額な変換装置や保守維持費用のコストカットを実現。
  • 必要な時に、必要な条件・形式で即座にデータ抽出が可能。
メインフレームから過去のデータをアーカイブDBへ移管し、Waha! Transformer経由で取引先やレポートへ変換・送出するイメージ図

5. モダナイゼーションで実現:データ連携がもたらした2つの成功事例

データ連携ツールの導入は、単なるシステム移行の手段にとどまらず、企業の業務プロセス変革や人材育成を強力に後押しします。ここでは、「Waha! Transformer」を導入して大きな成果を挙げた代表的な2社の事例を紹介します。

【導入事例】100年続く原価計算を刷新、4,000ジョブの移行をわずか半年で実現(TOPPANホールディングス株式会社様)

メインフレーム(System/390)からオープンシステムへの移行に向け、4,000を超えるジョブの移行という難題に挑んだTOPPANホールディングス株式会社様の事例です。

すべてのジョブをスクラッチ開発するには限界があるなか、「Waha! Transformer」を活用し、数百本あまりのバッチジョブをわずか半年で切り替え。さらに、100年以上続いた原価計算の手法を「売価還元法」から「個別原価法」へと刷新しました。

レガシー環境からの脱却と原価計算業務の変革を実現した取り組みをご紹介します。

【導入事例】若手を数ヶ月で即戦力化、「SAP」連携で2時間のデータ同期を数十秒に短縮(日本通運株式会社様)

グローバルな会計システム統合に向けてクラウド上の「SAP」を導入するなかで、既存の「AS/400」(ホスト)が使用するEBCDICコードとのデータ連携や、プログラム経験の少ない若手エンジニアの即戦力化に挑んだ日本通運株式会社様の事例です。

ゼロからのプログラマー育成に通常5年を要するところ、GUIが使いやすい「Waha! Transformer」を導入し、数ヶ月の学習期間で若手を開発の即戦力として配備。経験豊富なエンジニアが3カ月かける開発を同期間で若手だけで完遂可能にし、さらに「AS/400」と「Oracle」のデータ同期時間を約2時間から数十秒へと劇的に短縮しました。

異機種間のデータ連携プロセスの自動化・高速化と、属人化に依存しない若手エンジニアの継続的な育成環境を確立した取り組みをご紹介します。

まとめ:データ連携基盤の確立がモダナイゼーション成功の鍵

本記事では、モダナイゼーション成功の鍵を握る「既存データの連携・変換」の重要性と、移行から運用後まで見据えたデータ連携ツールの具体策・事例についてご紹介しました。

モダナイゼーションで陥りがちな「データ移行の罠」を回避し、プロジェクトを成功に導くためには、ベンダー任せにせず顧客主導で「ノーコードデータ連携・変換ツール」による基盤を整えることが効果的です。

使い捨ての開発投資を減らし、移行後も活用できる持続可能なデータインフラを確立しましょう。

モダナイゼーションをご検討の担当者様は、ぜひ当社までご相談ください。

「Waha! Transformer」がすぐにわかる「資料3点セット」

データの抽出や加工、連携にお悩みではありませんか?

純国産ETLの決定版!25年以上の実績。異なる形式のデータをスムーズに連携・統合するノーコードETL:データ連携ツール「Waha! Transformer」がすぐにわかる「資料3点セット」はこちら。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Contact

社内のデータ活用でお悩みの方は
お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

データ活用について
理解を深める

Waha! Transformerの紹介だけではなく、あらゆる業務テーマをターゲットにしたデータ活用関連の情報収集ができます。

資料ダウンロード

トピック

データ活用に課題はありませんか?読みながら学べる記事を多数ご用意しております。

トピックを読む

無料体験版

14日間利用できる無料体験版ライセンスです。データ抽出・変換・ロードを実際にご体験ください。

体験版に申し込む