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データ連携「SmartHR」×「Waha! Transformer」 ~従業員データの自動連携と一元管理によるバックオフィス業務の高度化~

【この記事の要点サマリ】
- 直面する課題:人事労務ソフトに集まる正確な従業員データを、経理や情報システムなど他部門のシステムへ手入力で転記する手間と、更新漏れ(ゴーストアカウント等)によるセキュリティリスク。
- 解決の結論:「SmartHR」と純国産データ連携ツール「Waha! Transformer」をつなぐことで、プログラミング不要で社内システムとのデータ連携を完全自動化。
本記事でわかる活用事例(ユースケース):
- 退職者・削除漏れアカウントの自動検知(IT統制の強化)
- 社員属性(異動・昇格等)の他システムへの自動反映
- スマホからの入社・備品申請と基幹システムへの自動連携
人事労務ソフトの「SmartHR(スマートHR)」は、株式会社SmartHRが提供する人事・労務手続きの効率化と従業員データの一元管理を実現するクラウドサービスです。
本記事では、データ連携ツール「Waha! Transformer」との連携により、どのように活用の幅が広がるのかをご紹介します。
※インストール先のOS、接続先のデータソースについては、原則として提供元メーカーのサポート対象となっていることを前提としますので、各社サポート情報をご確認ください。
※記載する会社名・製品名は提供元各社の商標・登録商標です。
はじめに:「SmartHR」とつながるメリット
「SmartHR」は人事労務・給与計算・勤怠管理から、タレントマネジメント、従業員ポータルやIT部門向けソリューションまで、バックオフィスを支えるサービスをまるごと兼ね備えた「人と組織のためのバックオフィスシステム」です。
正確かつ最新のデータが「従業員データベース」に自然に集まり蓄積されるため、帳票作成・行政手続き・給与計算など、難しい業務もミス無く効率化します。
このように人事・労務手続きを効率化する「SmartHR」と、純国産データ連携ツールである「Waha! Transformer」を組み合わせることで、人事データを社内でシームレスかつ安全に活用することができるようになります。
連携による主なメリット:
- 業務プロセスの自動化と手作業の削減 :「SmartHR」に集約された正確なデータを社内システムや各種SaaSサービスへ自動連携し、二重入力や更新漏れの手間とミスを削減します。
- データの一元管理とガバナンスの強化 :マスターデータと各システムの利用状況を定期的に突合することで、データの整合性を維持し、企業のセキュリティ統制や適正なシステム運用を支援します。
- 全社横断でのデータ活用と業務の高度化 :従業員データを他部門の業務システムと柔軟に統合・加工することで、バックオフィス全体の業務効率化や迅速な意思決定を促進します。
「SmartHR」と「Waha! Transformer」を接続し、既存システムや各種SaaSと連携することで、人事・労務手続きの手間とリスクを省き、さらなる業務効率化を実現します。
データ連携ツール「Waha! Transformer」について
「Waha! Transformer」は、国産のETL(Extract、 Transform、 Load)ツールで、GUIベースでの簡単な操作により、データの抽出・変換・送出ができるデータ連携ツールです。
大量データの高速処理、ノーコード開発を強みとし、メインフレームからSaaSまで、新旧データソースに幅広く接続することで、業務システム間のデータ連携や帳票作成など、幅広い業務に活用されています。

「SmartHR」連携イメージと活用事例(ユースケース)
「SmartHR」と「Waha! Transformer」の連携イメージと、それがどのように業務へ役立つのか、活用事例(ユースケース)をご紹介します。
「SmartHR」連携イメージ例:
- 「SmartHR」と人事システムのデータを突合し、削除漏れアカウントを自動検知
- 「SmartHR」で変更された社員属性を、他システムへ自動反映
- 「SmartHR」のスマートフォンアプリから送信した入社手続き申請と各種システムへの自動連携
1. 「SmartHR」と人事システムのデータを突合し、削除漏れアカウントを自動検知
人事システムで管理するユーザー情報(アカウントマスター)と「SmartHR」で利用されているユーザー情報を「Waha! Transformer」で抽出して突合し、「SmartHR」内の削除漏れアカウント(ゴーストアカウント)の検出を行います。

【ユースケース】「SmartHR」内の削除漏れアカウントを自動検知し、棚卸し業務を効率化
- 「Waha! Transformer」が人事システム(アカウントマスター)と「SmartHR」からそれぞれユーザー情報を抽出
- 双方のデータを自動で突合・照会し、「SmartHR」上に残っている退職者などの削除漏れアカウント(ゴーストアカウント)を検出
- 「Waha! Transformer」で自動生成された削除リストで対象者を確認
- 「Waha! Transformer」から不要アカウントを削除
メリット :アカウントの削除漏れによる情報漏えいリスクや、不要なライセンスコストの発生を防ぎます。また、管理者に「削除すべきリスト」を自動提出することで、棚卸し業務の大幅な効率化が図れます。
2. 「SmartHR」で変更された社員属性を、他システムへ自動反映
入社、退職、昇格、異動などの社員の属性変更により「SmartHR」で更新されたユーザー情報を「Waha! Transformer」が自動抽出します。連携が必要な経理やワークフローなどの他システムが求める形式に合わせてデータ加工・変換を行い、受け渡します。

【ユースケース】人事情報の変更に伴う経理システムやワークフローシステムのデータ更新を自動化
- 入社や退職、組織変更に伴い、「SmartHR」で更新されたユーザー情報を「Waha! Transformer」が自動抽出
- 抽出したユーザー情報を「Waha! Transformer」が連携先システム向けの形式(汎用APIやCSVなど)に加工・変換
- 経理・会計システム(扶養手当・旅費規程の計算対象変更)やワークフローシステム(承認者変更)などへデータを自動連携
メリット :新入社員・中途社員の入社タイミングに合わせて各種システムを即時利用可能にします。また、新年度の組織変更時にも早期タイミングで関連システムへユーザー情報の連携を行うことで、後手になりがちな組織反映の遅延をなくし、淀みの無い業務遂行を実現します。
3. 「SmartHR」のスマートフォンアプリから送信した入社手続き申請と各種システムへの自動連携
社用PCやメールアドレスを持たない現場従業員が「SmartHR」のスマートフォンアプリから入力した入社関連書類や備品の貸与申請を「Waha! Transformer」を介して各種システムへシームレスに連携します。

【ユースケース】スマートフォン連携とペーパーレス化で、現場の入社手続きから備品の貸与申請、基幹システムへのデータ反映・購買発注までを全自動化
- 社用PCや個別のメールアドレスを持たない現場従業員へ、「SmartHR」のアプリからプッシュ通知を配信
- 現場従業員は自身のスマートフォンから電子署名や申告書をペーパーレスで送信
- 制服のサイズ設定や権限付きIDカードなど、個別に準備が必要な備品に関する情報登録も入社手続きと合わせて各自のスマートフォンから送信
- 「Waha! Transformer」が「SmartHR」に集まった申請・回答データを定期的に自動抽出
- 社内の各種システムのフォーマットに変換・加工されたデータを自動送出し、担当者による再入力なしで発注処理や備品管理マスターの更新を完了
メリット :紙の申請書類の配布・回収や電話・メールでのやり取りが一切不要になり、手入力による転記ミスや確認工数を劇的に削減します。さらに、スマートフォン連携とプッシュ通知により申請の見逃しを防止します。現場スタッフの提出ハードルを下げつつ、バックオフィスのデータ連携処理を自動化することで企業全体の生産性を大幅に向上させます。
まとめ
「SmartHR」 は、入社手続きや年末調整、給与明細などの人事・労務管理をペーパーレス化し、クラウド上で一元管理できるクラウド人事労務ソフトです。ETLツールである「Waha! Transformer」と連携させることで、オンプレミス環境や他社SaaSとのデータ連携が自動化され、運用の幅が大きく広がります。
「Waha! Transformer」は、ノーコード開発・マウスだけで柔軟なデータ加工と連携設定が可能です。「SmartHR」で一元管理される高精度なデータと「Waha! Transformer」の強力な抽出、変換、加工機能によって、容易にデータの品質と信頼性を高めることができます。
例として、退職者や不正アカウントを自動検知、変更された社員情報の他システムへの自動反映、スマートフォンから入力した現場データと購買システムへの自動連携といったユースケースをご紹介しました。これらはすべて、手作業による業務の削減、ヒューマンエラーのリスク低減、そして迅速な情報共有につながります。
「SmartHR」と「Waha! Transformer」のデータ連携にご関心があるお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。
※本連携に関するご不明点やお問い合わせは、株式会社ユニリタまでお寄せください。




