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最新版V6.1をリリース。クラウドサービス連携を強化

最新版V6.1をリリース。クラウドサービス連携を強化
公開日:2025年2月18日
※記載する会社名・製品名・ロゴマーク等は提供元各社の商標・登録商標です。
近年、企業を取り巻くIT環境は、従来のレガシーシステムと呼ばれるメインフレームやERP、独自開発のアプリケーションなどのオンプレミス環境に加え、クラウドサービスの普及や生成AIの登場など、目覚ましい変化を遂げています。
しかし、クラウドサービスの普及は、システム間のデータ連携やデータの一元管理という新たな課題を生み出しています。こうしたクラウドサービス利用による課題解決のため、「Waha! Transformer」バージョン6.1では、主にクラウドサービス連携機能を強化しました。
課題
昨年開催した弊社イベント『Waha! Day 2024』では、アンケート回答の約80%の方が、クラウドサービス基盤およびクラウドサービスへの連携を希望していました。この結果は、企業におけるデータ連携のニーズが非常に高いことを示しています。
急激に利用が増加したクラウドサービスと従来のオンプレミス環境の混在で、データ連携などの運用が煩雑に
- 業務に必要なデータが取り出せない。手作業によるデータ受け渡しや加工処理により業務効率が低下。
- エンジニアなど一部の社員しかデータを取り出せない。
「データ連携・データ整備」はDX/ビジネスモデル変革が進まない要因のひとつ
- 利用しにくいデータになっている。
- 生成AIやBIツールなどを活用したデータドリブン経営には、データ整備が不可欠。
扱うアプリケーションやデータの量が増えたことで、業務の処理速度が遅くなり、効率が悪化
解決
連携対象を拡大
- クラウドサービス連携の機能が強化されたノーコードETLツール「Waha! Transformer」は、メインフレームからクラウドサービスまで豊富な連携により、複数のデータの統合・加工をスムーズにします。
対象システム環境への対応を拡充
- JSON読み書きの強化
- REST接続の強化
添付ファイルの送信機能、リクエストボディでデータ送信機能
プロキシサーバー経由での接続対応
セキュリティ強化OAuth2.0 認証対応
加工技術の改善
- AI-OCRで起こる日本特有の表記ゆれ修正など、複雑なデータ加工をノーコードで設定
- 文字や記号が混在しているデータから、対象範囲の半角/全角の一括変換などが可能
詳細ログでパフォーマンス改善
- 「Waha! Transformer」は大量データも高速に処理できるのが特長です。ログ情報の出力範囲を細分化したことで、パフォーマンスの高速化改善のヒントにしていただけます。
その他、今回のバージョンアップでは、認証基盤と異なっていたインストーラーを統合することで、アップグレードが簡単になりました。
Waha! Transformerのクラウドサービス連携事例

営業支援・顧客管理システム内の案件情報と、カレンダーに登録されている訪問活動の情報をDWH・BIツールと連携。また、Excelレポートとしてもデータを出力。案件に対しての活動実績/訪問数の可視化・分析を実現。
お問い合わせ
今回のアップデートに関する詳細は、2024年11月に開催された「Waha! Day」イベント内でも詳細をご案内しております。(Session6「Waha! Transformer 最新情報のご紹介」)アーカイブ視聴をご希望のお客さまは、下記ページの「アーカイブ配信申込み」からお申し込みください。
また、「Waha! Transformer」の詳しいご説明・ご相談、デモも承っております。ETLツール導入をご検討中のお客さまは、ぜひお問い合わせください。