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【動画配信中】「SaaS×オンプレミス連携」で業務効率はここまで変わる!

本記事は、2025年7月28日に開催されたユニリタ主催セミナー『「SaaS×オンプレミス連携」で業務効率はここまで変わる!』の要約版です。
より詳細な情報や具体的な活用事例などについては、ぜひセミナー動画の視聴をお申し込みください。
なぜ「SaaS導入だけ」では業務効率化が進まないのか?
多くの企業では、SaaSを導入しても「思ったより業務が効率化しない」という悩みを抱えています。その主な原因は、SaaSと既存のオンプレミスシステムとの間にデータ分断が生じていることにあります。
SaaS導入だけでは業務効率化が進まない背景は、次のような理由が挙げられます。
- DX推進のギャップ: SaaS導入によるDXが期待通りに進まない
- 部分最適: 各部門が個別にSaaSを導入し、全社的な連携が不足
- 手作業の増加: データ分断により、手作業での入力や集計が増加
- 連携不足: IT部門と現場部門の連携が進まず、スムーズなシステム連携が困難
一方で、成功している企業は、以下の3つの共通点を持ちます。
- 全社横断型のデータ活用体制: SaaSとオンプレミスをつなぐ仕組みを構築
- IT部門と現場部門の連携: 共通言語の確立や情報共有
- 段階的なSaaS活用拡大: 既存環境を活かしつつ、優先度の高い業務からSaaS移行
ユニリタのソリューション「Waha! Transformer」
ユニリタは、これらの課題を解決するためのソリューションとして、「Waha! Transformer」と「SaaS連携オプション」を提供しています。
「Waha! Transformer」は、社内外に点在するさまざまなデータをノーコード・ローコードで加工・連携できる純国産のETLツールです。さらに、「SaaS連携オプション」をご利用いただくことで、SaaSとの連携を大幅に強化できます。
「Waha! Transformer」
- ノーコード/ローコード開発
- 豊富な導入実績
「SaaS連携オプション」
- 双方向連携・データ加工
- 多様なデータソース対応
「SaaS連携オプション」は、「Waha! Transformer」のオプション機能で、クラウドSaaSサービスとの連携を強化します。これにより、オンプレミスデータとクラウド上のデータをシームレスに統合し、以下の課題を解決します。
- オンプレミスデータとクラウドデータの混在状態の統合
- サービスごとに異なるAPIの理解・構築にかかる時間の短縮
- 部門ごとに異なるクラウドサービスの連携実現
- データメンテナンスの手作業によるミスや重複発生の防止
現在、「Box」、「楽楽精算」、「Microsoft SharePoint Online」との連携が可能で、今後も順次拡大予定です。
まとめ
SaaSとオンプレミスが混在する環境では、データ分断による手作業の増加や、部門間の連携不足が業務効率化を妨げる原因となります。
業務効率化に成功している企業は、SaaSとオンプレミスをつなぐ仕組みを構築し、全社横断的なデータ活用と部門間の連携を強化しています。ユニリタのソリューション「Waha! Transformer」と「SaaS連携オプション」は、ノーコード・ローコードでSaaSとオンプレミスのデータをシームレスに連携・統合することで、手作業の削減や迅速な意思決定を可能にし、ハイブリッドな環境での業務改革を支援します。
より詳細な情報や具体的な活用事例などについては、ぜひセミナー動画の視聴をお申し込みください。
QAセッション
本セミナーでいただいたご質問と、ユニリタからの回答です。詳細はぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ→
1. Box連携について
Q. Box連携に興味があり、試しに無料で提供してもらうことは可能でしょうか?
A. はい、可能です。1カ月間の無料試用を提供しています。ご希望の場合は、お問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
2. IBMiおよびバクラクとの連携実績について
Q. 自社でIBMiを使用しており、昨年度バクラクを導入しましたが、連携実績はありますか?
A. はい、ユニリタはメインフレームやIBMiを事業として持つ強みがあります。また、「Waha! Transformer」を使った導入実績も豊富です。バクラクについては、9月末にリリース予定の第2弾データソースで対応する予定です。お試しになりたい場合は、試用版をご用意できますので、ぜひお問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
3. 段階的なSaaS移行における業務フロー可視化と優先順位付けについて
Q. 「成功企業の共通点」が分かりやすかったです。段階的なSaaSへの移行が推奨されていましたが、時間の都合で割愛されたと思います。優先順位を立てるには、複数の業務フローが可視化されていて、その中での選択になると思います。そのあたりで何か良い方法はありますか?
A. おっしゃる通りです。どの業務から外部に切り出すかを考える際には、複数の業務フローや業務データフローを可視化することで、経営側の理解と納得が得られやすくなります。弊社には業務を可視化するソリューションがございますので、ご興味がございましたら、お問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
4. マスターの二重登録とMDM(マスターデータ管理)の課題について
Q. プレゼンでマスターの二重登録の話がありました。データ加工と連携である程度の業務効率化は実現できるとしても、根本的なところとしては、MDMといった領域にも課題があると思いますが、このあたりはどのように考えていますか?
A. おっしゃる通りです。ある程度の連携課題は、ユニリタのソリューションで対応可能ですが、マスター重複の課題を根本的に解決するには、マスターを「統合していく」という考え方が必要になります。この領域は、ITだけでなく、コンサルティングを活用したアプローチが重要です。ユニリタグループ会社の「データ総研」がこの分野に強みを持っていますので、ご興味があればお問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
5. 生成AIの要素について
Q. 今回のテーマからは外れるかもしれませんが、今回のプレゼンの要素に最近流行りの生成AIのキーワードはあまり出てきませんでした。ソリューションの中にAIの要素はありますでしょうか?
A. 今回はプレゼンの内容から割愛しましたが、ユニリタ弊社のソリューションには生成AIの機能もございます。データ活用で生成AIの活用をご希望される場合は、お問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
6. 「Waha! Transformer」の「Microsoft SharePoint Online」へのファイル書き出し機能について
Q.「Waha! Transformer」で「Microsoft SharePoint Online」へのファイル書き出し機能は、どのように対応可能となったのでしょうか?
A.「Microsoft SharePoint Online」への書き出し機能として、ファイル系の操作では、フォルダへのファイルのアップロード、ファイルの削除が可能です。「Waha! Transformer」で出力したデータをフォルダへ直接アップロードでき、ファイル名やIDが同じであれば上書きも可能です。また、リスト系の機能として、リストへの行の追加、行の更新、行の削除も実行できます。
7. 「Snowflake」連携における書き込み方向のリリース予定について
Q. 「Snowflake」連携に関する質問です。読み出し方向は可能な認識ですが、書き込み方向のリリース予定はありますか?
A. 今まさに「対応します」と宣言いたします。ODBC経由での読み書きに加え、大量データのロードについても対応すべく現在調査を進めています。いずれにせよ、対応できる見通しは立っておりますので、ご興味がございましたら、試用も含めてぜひお問い合わせください。(→お問い合わせフォームはこちら)
8. 「Waha! Transformer」のSaaS連携対応一覧と予定一覧について
Q.「Waha! Transformer」のSaaS連携対応一覧と予定一覧はありますか?
A. 一覧はありますが、現在公開はしておりません。これからウェブサイトでリリースする直前のため※、本日はお見せできず申し訳ございません。一覧をご希望の場合は、アンケートにご記載いただければ、先行して現在検討している内容をお伝えします。(→お問い合わせフォームはこちら)
※一覧ページは8/5(火)に公開いたしました。下記をご覧ください。