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データ連携「Microsoft Teams」×「Waha! Transformer」 ~業務スケジュールの一元化とメッセージの自動送信による業務効率化

データ連携「Microsoft Teams」×「Waha! Transformer」 ~業務スケジュールの一元化とメッセージの自動送信による業務効率化

【この記事の要点サマリ】

  • 直面する課題:各種業務システム(人事・営業・生産・障害ログ等)に点在するデータや通知が分散し、手作業での確認や転記、対応遅れが発生している。
  • 解決の結論:「Microsoft Teams」と純国産データ連携ツール「Waha! Transformer」を「SaaS連携オプション」で接続し、データの抽出・加工・通知を全自動化。

本記事でわかる活用事例(ユースケース):

  • 退職者・不正アカウントの自動検知(ガバナンス強化)
  • 散在する業務予定のTeamsカレンダー自動一元化
  • 予定(Teams)と実績(工数DB)の突合・BI可視化
  • 【New】基幹システムの障害ログ自動検知・Teamsチャット速報通知

「Microsoft Teams」は、チャット、ビデオ会議、ファイル共有、アプリケーション統合の機能を一つに集約した、マイクロソフト社が提供するクラウドベースのコラボレーションプラットフォームです。

多くの企業で利用されており、当社主催イベントのアンケートでも、データ連携の接続先候補として上位に上がっています。

本記事では、「Microsoft Teams」とデータ連携ツール「Waha! Transformer」を組み合わせることにより、さらなるデータ活用や業務効率化を実現する方法をご紹介します。

※本記事は、2026年1月26日に公開されたコラムに、新たな連携事例(ユースケース)を追加してアップデートした改訂版です。
※インストール先のOS、接続先のデータソースについては、原則として提供元メーカーのサポート対象となっていることを前提としますので、各社サポート情報をご確認ください。
※記載する会社名・製品名は提供元各社の商標・登録商標です。

はじめに:「Microsoft Teams」と「Waha! Transformer」がつながります

「Microsoft Teams」は、マイクロソフト社が提供するビジネス向けのコラボレーションプラットフォームです。チャットやWeb会議、ファイル共有、タスク管理など、業務に必要な機能が一つに集約されており、社内外のコミュニケーションを円滑にするハブツールとしても機能します。

データ連携ツール「Waha! Transformer」では、「SaaS連携オプション」で「Microsoft Teams」と主に次のようなデータ連携をサポートしています。(※ご紹介機能は提供可能なサービスの一部です。)

予定表:

  • 予定表の作成、一覧取得、更新、削除
  • 空きスケジュールを取得する
  • スケジュールの添付ファイルの一覧取得

イベント:

  • イベントの作成、一覧取得、更新、削除、キャンセル
  • イベントインスタンスを一覧取得する

ユーザー:

  • ユーザー情報の取得、検索

グループ:

  • グループ情報の取得、検索

チーム:

  • チーム情報の取得、検索

チャット:

  • チャットまたはチャネルにメッセージを送信
    特定ユーザーのチャットの一覧取得

「Microsoft Teams」と「Waha! Transformer」を接続し、既存システムや各種SaaSと連携することで、コミュニケーションツールを超えた、業務効率化のハブとして活用できます。

データ連携ツール「Waha! Transformer」について

「Waha! Transformer」は、国産のETL(Extract、 Transform、 Load)ツールで、GUIベースでの簡単な操作により、データの抽出・変換・送出ができるデータ連携ツールです。

大量データの高速処理、ノーコード開発を強みとし、メインフレームからSaaSまで、新旧データソースに幅広く接続することで、業務システム間のデータ連携や帳票作成など、幅広い業務に活用されています。

Waha! Transformerによるデータの抽出・変換・加工・送出のイメージ

 

「Microsoft Teams」連携イメージと活用事例(ユースケース)

「Microsoft Teams」と「Waha! Transformer」の連携イメージと、それがどのように業務へ役立つのか、活用事例(ユースケース)を紹介します。

「Microsoft Teams」連携イメージ例:

  1. 基幹系システムのデータと「Microsoft Teams」のユーザー情報を「Waha! Transformer」で突合
  2. 散在する予定データを「Waha! Transformer」で抽出・統合し、「Microsoft Teams」の予定表に登録
  3. 既存システムと「Microsoft Teams」のデータを「Waha! Transformer」で抽出し、突合させたデータを可視化
  4. 【New】 基幹システムの障害ログデータを「Waha! Transformer」が収集し「Microsoft Teams」のチャットでインシデント通報

1. 基幹系システムのデータと「Microsoft Teams」のユーザー情報を「Waha! Transformer」で突合

基幹系システムの人事データと「Microsoft Teams」のユーザー情報を「Waha! Transformer」で抽出・突合することで、削除漏れアカウント(ゴーストアカウント)の検出ができます。

基幹系システムとMicrosoft Teamsのユーザー情報突合イメージ

【ユースケース】退職者・不正アカウントの検知

  • 「Waha! Transformer」で基幹システムから「在籍社員マスター」を抽出
  • 「Microsoft Teams」から「全ユーザー情報」を抽出
  • 両者を「Waha! Transformer」を用いて、「社員番号」・「メールアドレス」などで突合
  • 基幹系では退職済みだが「Microsoft Teams」上では有効になっている「アカウント」をリストアップ

メリット :アカウント削除漏れによる情報漏えいリスクや、不要なライセンスコストの発生を防ぎます。管理者に「削除すべきリスト(CSV)」を提出することで、棚卸し業務を効率化できます。

2. 散在する予定データを「Waha! Transformer」で抽出・統合し、「Microsoft Teams」の予定表に登録

営業支援システムや生産管理システムなどの外部システムで管理する予定を、「Waha! Transformer」で抽出し、「Microsoft Teams」の予定表に自動登録できます。

外部システムの予定データをMicrosoft Teamsの予定表に自動登録するイメージ

【ユースケース】業務スケジュールの一元化(予定表の作成)

  • 「Waha! Transformer」を活用し、営業支援システムの顧客訪問予定や生産管理システムのメンテナンス予定、シフト管理システムの各種データを抽出
  • 抽出したさまざまな形式のデータを「Waha! Transformer」で「Microsoft Teams」のイベント形式に変換
  • 対象ユーザーのカレンダーへ「予定」として自動作成(登録)

メリット :社員は個別の業務システムを確認しなくても、Teamsのカレンダーを見るだけで横断的にアポイントやタスクを確認できるようになります。また、手動での二重登録の手間と入力ミスを排除できます。

3. 既存システムと「Microsoft Teams」のデータを「Waha! Transformer」で抽出し、突合させたデータを可視化

既存システムの工数実績データと「Microsoft Teams」の予定データを抽出し、「Waha! Transformer」で突合させ、その差異をCSVまたはExcelファイルとして出力できます。さらにBIツールなどを使えば、そのデータをもとにグラフや表などを作成し、可視化できます。

工数実績データとMicrosoft Teams予定データの突合・可視化イメージ

【ユースケース】予定と実績の突合と業務の可視化

  • 「Microsoft Teams」から予定表データを抽出
  • 既存システムのプロジェクト管理システムから工数データを抽出
  • 「Waha! Transformer」で予定(予定表データ)と実績(工数データ)を突合し、CSVで出力
  • BIツールでグラフ化し、可視化も

メリット :予定に対し、どのような実績があったのかの可視化ができます。計画と実績の差異(予実差異)を計算し、なぜ差異が生じたのかを分析します。たとえば、「特定の担当者に業務負荷が偏っている理由は何か?」「なぜこのタスクは遅延したのか?」といった原因分析やプロジェクトの深堀りも可能です。

【New】基幹システムの障害ログデータを「Waha! Transformer」が収集し「Microsoft Teams」のチャットでインシデント通報

プログラムの異常終了などの重大なエラーが発生した際、「Waha! Transformer」が障害ログを検知・自動収集します。「Microsoft Teams」で事前に設定した「インシデント対応用チャット」に対し、エラーの初期情報をメッセージとして送信します。

基幹システムの障害ログ収集とMicrosoft Teamsチャット通報イメージ

【ユースケース】障害発生時の速報通知と詳細ログ連携による迅速なインシデント対応

  • 基幹システムで日々運用するプログラムの異常終了や重大なエラーが発生した際、「Waha! Transformer」が障害ログデータを自動検知・収集
  • 収集した障害ログデータや参考情報を「Microsoft SharePoint(SharePoint Online)」上に自動アップロードして保管
  • 同時に「Microsoft Teams」の事前用意された「インシデント対応用チャット」へ、「Microsoft SharePoint」上のログファイルへのリンクを添付した障害発生メッセージを自動送信

メリット :メールよりも速達性の高い「Microsoft Teams」のチャットで通知することで迅速なアクションを可能にします。通知されたチャット内でそのまま状況確認や対策のやりとりを行えるため、早期解決につながります。障害ログデータをSharePoint上で管理し、「Microsoft Teams」からはリンクで参照する構成のため、情報管理の利便性とチャットの視認性を両立できます。

※本ユースケースの実現には、「Microsoft Teams」および「Microsoft SharePoint」両方の「SaaS連携オプション」が必要です。また、チャットに通知されたリンクからログファイルを参照するために、通知先のTeamsユーザーに対して、SharePoint側の格納フォルダへのアクセス権限(閲覧権限など)が付与されている必要があります。

番外編「Waha! Transformer」でDWHにデータを統合、BIツールでレポートを作成し「Microsoft Teams」に連携

番外編として、「Waha! Transformer」と「Microsoft Teams」の直接連携ではありませんが、ETLツールで事前にデータを整備することにより、間接的にデータ活用に役立つ連携イメージおよびユースケースを紹介します。

「Waha! Transformer」でデータを集約し、DWHに統合したデータを基にBIツール「Microsoft Power BI」でレポートを作成、「Microsoft Teams」に連携できます。

DWH統合とPower BIレポートのMicrosoft Teams連携イメージ

【ユースケース】拠点ごとの営業実績比較とベストプラクティス共有

  • 国内外の各拠点(オンプレミス)で管理されている営業実績データを「Waha! Transformer」で抽出
  • 地域や通貨の単位を本社統一の形式に変換し、DWHに集約
  • 拠点別の売上、達成率、顧客単価などを比較するレポートをPower BIで作成し、「Microsoft Teams」の営業部門全体チャネルで公開

メリット :手作業による集計・配布工数が削減されるだけでなく、迅速かつ高頻度なデータの共有と分析により、データドリブンな組織的営業力強化につながります。

4. まとめ

「Microsoft Teams」は、チャット、ビデオ会議、ファイル共有、アプリケーション統合の機能を一つに集約した、マイクロソフト社が提供するクラウドベースのコラボレーションプラットフォームです。ここにデータ連携ツール(ETL)である「Waha! Transformer」を組み合わせることで、さまざまなシステムから必要なデータを自動的に「Microsoft Teams」へ連携できるようになり、活用の幅が大きく広がります。

「Waha! Transformer」は、オンプレミスシステムから必要なデータを抽出し、変換・加工を施すことでデータの品質と信頼性を高めます。そのデータを、コミュニケーションのハブである「Microsoft Teams」で共有することで、さまざまなデータ共有、データ活用が、より正確でスムーズなものになります。

本記事では、この連携による具体的なユースケースとして、ユーザーデータの突合、予定表データの抽出・連携、チャットによるインシデント発生連絡といった事例を紹介しました。これらはすべて、手作業による集計・共有工数の削減、データ信頼性の確保、業務の迅速化につながります。

「Microsoft Teams」と「Waha! Transformer」のデータ連携にご関心があるお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。
※本連携に関するご不明点やお問い合わせは、株式会社ユニリタまでお寄せください。

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