1. 純国産ETL:データ連携ツールのWaha! Transformer
  2. 導入事例
  3. ハイブリッド・マルチクラウド環境を1つにつなぐ強力な基盤に|上新電機株式会社 様

CASE

ハイブリッド・マルチクラウド環境を1つにつなぐ強力な基盤に
上新電機株式会社 様

ハイブリッド・マルチクラウド環境を1つにつなぐ強力な基盤に

上新電機株式会社 様

“あって当たり前”のデータ連携HUBとなる「Waha! Transformer」

家電量販店として成長を続ける上新電機株式会社では、2000年代初頭からデータウェアハウス(DWH)を中心とした社内外への情報提供を行っており、今ではクラウドシフトを加速させながら各種システムから得られるデータを可視化してビジネスに活かすデータ活用を積極的に取り組んでいます。そのためのデータ連携HUBとして情報システム部門になくてはならない基盤となっているのが、ユニリタの「Waha! Transformer」です。

課題

  • COBOLを使ったデータ連携開発に時間を要する
  • プログラム開発の属人化と品質のばらつき
  • ハイブリッド・マルチクラウド連携の複雑化

解決策

  • ノーコード開発により実装までのリードタイムを短縮
  • GUI操作と開発ドキュメント自動生成で標準化と人材の早期戦力化を実現
  • データ連携HUBとしてあらゆる環境でのデータ連携を容易に

導入メリット

COBOL開発からノーコード化へ移行し、開発コストを約3分の1に削減。最大6分の1の高速化と属人化解消を実現し、今では全社を支えるデータ連携HUBとして2,300超のジョブを安定稼働させている。

課題

COBOLによるデータ連携のプログラミングから脱却するために必要だったETL

1948年に創業、2025年3月末で全国218店舗を展開する家電量販店として、「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」を経営理念に掲げて事業を推進している上新電機株式会社。現在は「お客さまの暮らしに寄り添う『コンシェルジュ』へ」をテーマとした中期経営計画「JT-2025 経営計画」を進めており、購入前から購入後まで顧客が期待することを深く理解するファンベース戦略と、関西・東海・関東・北信越エリアの店舗網とEC事業の融合を図るドミナント戦略を進化させながら、祖業となる家電販売事業を強化しつつ新規領域にも積極的にチャレンジしています。「われわれは郊外に店舗を展開する戦略を進めており、地域に根付いた商売を展開しています。2024年からはジョーシンスマイルプログラムと呼ばれる顧客ロイヤルティプログラムをスタートさせるなど、お客さまに何度も足を運んでいただけるよう、ファンベース戦略の取り組みを強化しています」と情報システム部 副部長 小熊 太一氏は説明します。

情報システム部 副部長
小熊 太一氏

そんな同社では、オープンシステムへのダウンサイジングを進めた1995年頃よりDWHを構築し、仕入事業者など取引先に対して、紙からデータによる情報提供への切り替えを強力に推し進めてきた経緯があります。「当初は売上や在庫情報を取引先に紙で配布していましたが、それらをデジタル化する取り組みとしてDWHの導入を進めました。ただ当時はBIツールのような分析ツールがなく、COBOLまたはRAMISをはじめとした4GL(第4世代言語)を駆使してプログラミングし、ユーザーに情報提供していたのです」と同部 営業情報ネットワークグループ 田中 秀和氏は当時について語ります。

また、各部門からデータ活用に関するさまざま要望が寄せられていましたが、依頼に応えるだけのマンパワーが十分でなく、タイムリーに対応できない状況が続いていたことで、当時市場に展開され始めていたBIツールの導入を検討しました。「同時に、社内に展開する各システムからデータを抽出してDWHに投入するための仕組みを模索しました。そこで、データ提供まで数週間を要してしまうCOBOLによるプログラミング環境から脱却すべく、新たにETLツールを検討しました」と田中氏は当時を振り返ります。

情報システム部
営業情報ネットワークグループ
田中 秀和氏

解決策

直感的なGUIや、ノーコード開発、HTMLドキュメント自動生成機能などを高く評価

新たな環境づくりにおいては、ユーザーインターフェースが容易で直感的に操作でき、ノーコードツールでスムーズな開発が可能なこと、開発ドキュメントの自動作成・更新機能があることを念頭に、ソリューション選定を実施しました。複数ソリューションのなかから、コストパフォーマンスに優れ、かつサポート体制が充実しているユニリタの純国産ETLツールである「Waha! Transformer」に注目。「特にHTMLドキュメント自動生成機能の存在が大きく、処理仕様や処理フローなどが自動的にデータ化され、改修した場合でもバッチを走らせるだけで最新の情報に更新できる点を高く評価しました。人によって癖が出てしまうプログラム開発とは異なり、GUIで直感的に開発できるノーコードツールであることで、熟練度の差があっても誰でも均一的なレベルで処理が実装できる点も高く評価したのです」と田中氏。

そこで「Waha! Transformer」を採用し、取引先に対して売上や在庫情報などを紙で提供していた環境をBIツールによってデジタル化する、取引先データ提供システムの再構築を実施しました。COBOLによるデータ連携プログラムを「Waha! Transformer」によって置き換えていくことで、開発コストを大幅に削減することに成功。以降は、取引先が増えるたびに新たにプログラム開発せずとも、必要なパラメータを追加するだけで接続できる環境整備を実現しました。

近年は、システム部門の運用管理負荷軽減やDX推進によるデータ利活用の促進を実現するために各システムのクラウドシフトを進めており、データ活用をさらに加速させるべく、DWHのクラウド化のプロジェクトがスタート。「当初はファイル転送ツールなども検討しましたが、どうしても転送するというステップが個別に発生してしまう。すでに情報システム部のデータ連携基盤として根付いていた、高機能な『Waha! Transformer』であれば、データ連携HUBとして転送処理も含めて吸収できるなど、メリットが大きいと判断したのです」と田中氏。そこで、「Waha! Transformer」についてもクラウド環境への移行を決断、開発環境および本番実行環境もすべてクラウドリフトすることになったのです。

結果として、オンプレミスや複数クラウドとの接続が求められるマルチクラウド環境にも適用できるデータ連携HUBとして、長年利用してきた「Waha! Transformer」のクラウド移行を実現し、引き続き重要な基盤として活用されています。

導入効果

「Waha! Transformer」は、“なくてはならないもの、あって当然なもの”

現在は、大容量のバッチ処理が必要なデータ連携の基盤として「Waha! Transformer」が位置づけられており、マルチクラウド環境で稼働している販売管理・顧客管理・DWH・需要予測・速報系システムなどといった各種システムをクラウドリフトしたデータ連携HUBとなる「Waha! Transformer」を活用して連携しています。人事総務関係のSaaSやオンプレミスにあるシステムも含め、今では2,300を超えるジョブが日々動いている状況で、数年前に比べてジョブの数は9倍に膨れ上がっている状況です。

「基幹システムからデータを抽出し、コード変換や集計・加工、クレンジングを経て情報系システムにデータを連携しています。業務に必要なさまざまなシステムを稼働させていますが、今では『Waha! Transformer』で連携しないシステムを探すほうが難しい。全てが連携しているわけではありませんが、関わっていないシステムはないほどに重要な基盤となっています」と田中氏は説明します。特に営業情報系の処理はCOBOLからの置き換えが進み、今ではプログラム開発された処理はゼロとなっています。

DWHのクラウド化プロジェクトで「Waha! Transformer」のクラウドリフトは、2カ月程の期間で再構築を終えており、サーバー構成の増強も手伝って、処理によっては最大6分の1まで高速化に成功しているといいます。「Waha! Transformer」については、COBOLにプログラム開発を行っていた当時と比べて、開発コストは3分の1にまで圧縮することに成功しており、新たにシステム追加する場合もデータ検証用のプログラムがほぼ不要でメンテナンス負荷も大幅に軽減。HTMLドキュメント自動生成機能によって開発ドキュメント作成が自動化され、コメント機能で分かりやすく処理を説明することで属人化の解消にも貢献しています。

「GUIで直感的に操作できることで、人的コストは大幅に削減できており、新人開発要員を早期に戦力化することにも役立っています。例えば、プリントプログラムで簡単なデータ集計をする際にも、メーカーが動作を保証する『Waha! Transformer』の関数を利用すれば、データ検証もテストのなかで一緒に確認できますし、突発的な変更があっても一瞬で対応できてしまう。情報システム部の業務で『Waha! Transformer』を使うことでの効率化は非常に大きなものになっています」と田中氏は高く評価します。

新入社員として配属された、開発経験が少ない同グループ 神田 千菜氏にとっても、理解しやすく取り組みやすいソリューションとして「Waha! Transformer」を高く評価します。「段階的に処理が進んでいくため、データを順番に絞り込んでいくといった実感が得られやすく、苦手だったSQLがすごく理解しやすくなりました。自動生成されたドキュメントは、接続情報からどこを見に行っているのか確認しやすく、退職された方が作成したジョブであっても、補助的に使われているメモ機能から読み取りやすい。とても使いやすいソリューションです」。実際にジョブを作成する機会もあるが、「まるでパズルを組み立てるような気持ちで取り組むことができる。抵抗感がないというのが実感です」と神田氏。

部内での浸透具合からも、「Waha! Transformer」が果たす役割は大きいといいます。「入社して間もない新人が『Waha! Transformer』のGUIを開いているケースをよく見かけます。アイコンをつなぐだけでジョブが作成できるため、単にリテラシーが高いだけではない、ツールとしての使い勝手のよさを感じています」と管理者目線から小熊氏も高く評価します。まさに、開発要員としていち早く戦力化できる「Waha! Transformer」が、同社のビジネスを下支えしていることの証左であるといえるでしょう。「今ではわれわれにとってなくてはならないもの、あって当然なものとして運用しています。われわれの部署では一切プログラム開発をしておらず、ある意味で『Waha! Transformer』そのものがプログラミング言語になっているといっても過言ではありません」と田中氏は力説します。

ユニリタの企業理念で社名の由来でもある『利他』の精神について、共感する部分が多いといいます。「多くのベンダーとお付き合いがあるなか、とても日本的な企業でわれわれが声をかける前から新たな提案など声掛けをいただけています。そういった気遣いができる企業は正直少ないのが現実です。BIやDWHなども起業初期から手掛けているなど、しっかりとした技術に裏付けらえた支援をいただけており、とても助かっています」と田中氏は評価します。

情報システム部
営業情報ネットワークグループ
神田 千菜氏

今後の展望

システムに不可欠な血管として「Waha! Transformer」を張り巡らせていきたい

今後については、社内にある各種業務システムや社外データも「Waha! Transformer」にて収集していくことで、経営者向けに経営情報を提供していけるような基盤整備を進めていきたいといいます。「もともとは営業情報や顧客情報が中心でしたが、それらを統合した今では、全社統合データ分析基盤として経営情報も含めて同一プラットフォーム上に展開していくことを計画しています。データ連携HUBである『Waha! Transformer』が大きな役割を引き続き果たしていくことでしょう」と田中氏は期待を寄せている。なお、多くの企業が取り組むAI活用については、情報が蓄積されているDWHの活用はもちろん、マスターに絡むような言葉の標準化を進めるプロセスにおいて「Waha! Transformer」が活用できる場面もあるはずだといいます。

最後に「現在クラウドにプラットフォームを移しつつありますが、クラウドに対する知見も含めて十分でないところがあり、ユニリタからの支援もいただきながら、引き続き最適な環境づくりに向けて取り組んでいきたいと考えています。システムの血管のような役割としての『Waha! Transformer』を社内に張り巡らせていきながら、あたかも1つのプラットフォームのように連携していけるような環境づくりを今後も進めていきたい」と今後について小熊氏に語っていただきました。

上新電機株式会社

  • 事業内容:
    家電製品、情報通信機器、エンターテインメント商品及び住宅設備機器とこれらに関連する商品の販売及び付帯業務。商品の配送・据付・修理及び保守業務。FC等への商品供給。長期修理保証業務
  • 創  業:
    1948年5月11日
  • URL:
    https://www.joshin.co.jp/ja/index.html

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