日本・アジア・ライフサイエンス事業本部では、日本を含む9ヶ国のアジアパシフィック地域に関連会社を展開しています。日本本社はSAP R/3とBW を2006年に導入し、基幹システムと連携して国内の経営情報を翌日に利用できる仕組みがあります。それ以外の8地域では、2008年4月からSalesforceが導入されました。
R/3 とSalesforceの異なるプラットフォームからデータを収集するため、アジア全体の経営情報を分析する過程は非効率な状況にありました。従来は、メールでExcelデータを日本本社に送信し、手作業で8拠点の串刺し統合を実施していました。