「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」をミッションに掲げ、カテゴリ特化型の人材サービス(人材派遣、業務請負、人材紹介)を主とする人材ビジネスを展開している株式会社ウィルグループ。同社の社員と派遣スタッフがチームとなって派遣先で働くハイブリッド派遣を武器に、販売・コールセンター・工場等軽作業の主力3事業にてシェア拡大を図っています。また、国内のみならず、M&A戦略による海外事業を展開しており、ASEANやオセアニア地域での人材サービスも手がけています。
そんな同社では、クラウド上で稼働する基幹システムを中心に、ワークフローシステムや人事システムをDOSコマンドによるバッチ処理にて連携させており、長い期間をかけて運用してきた経緯があります。「従来は属人的な手法でデータ連携を行っており、何か発生した場合はその都度コマンドの中身を確認して改修するような運用を続けていました。基本的にはデータベース同士の連携よりも、ExcelファイルやCSVファイルを使い、それらをデータベースと連携させるようなものが多く、その都度プログラムを自作して対処していましたが、メンテナンスの手間もかかるなど、以前から課題として顕在化していたのです」とIT戦略本部 システム開発部 マネージャー 佐々木 恵一氏は語ります。