東海EC株式会社では、リーマンショック以降の景気後退に伴う収益状況の悪化が顕著化する中、過去の成功体験や思い込みを断ち切り、いかに現在の経済情勢の変化に応じた新たな経営戦略を策定できるかということに課題を抱えていました。そこで2008年、ITによる業務改革と業務効率の向上を目指し、基幹データベースをはじめ、会計システム、勤怠管理など社内業務のIT化を推進していきました。
IT化推進により大幅な業務効率向上を達成した一方、会計システムや各基幹システムからの帳票作成やデータ分析の為の基礎データ集計業務を、Excelを利用した手作業で行っており、ここに月間約120時間という膨大な工数が掛かっていました。
そこで問題解決のため、2010年6月よりETLツール「Waha! Transformer」及び「Spreadsheet Adapter for Excelオプション」を導入し、集計作業の自動化を図りました。