ミズノ株式会社では、長年利用していたメインフレーム上で稼働する基幹系システムに対して、運用コストの高止まりやCOBOL技術者の減少、ハードウェア固有技術などの問題によりシステム改修が困難となっており、変化するビジネスニーズや社内からの改善要求への対応に苦慮していました。
この課題を解決するため、2012年にメインフレームを撤廃しERPパッケージを用いた基幹系システムのオープン環境への移行を実施しました。
その際に、取引先とのEDIや社内の周辺システムとのデータ連携を迅速に行うことで構築全体の工数削減を目指すという目的と、構築後のシステム改修や追加開発時の業務効率向上という二つの理由から、データ連携基盤の構築を検討することになりました。