中部電力株式会社では、地域の安定的な電力供給を支えるために決して止めることができない重要な基幹システムにおいて、高額なハードウェア運用コスト、利用している海外製ソフトウェアの保守費用の高騰、システム環境の老朽化など、システムの安定的な稼働と保全性の確保に課題を抱えていました。
そこでベンダーロックインのリスク回避やコスト削減の実現と安定したシステム運用基盤を求め、基幹システムのオープン化を決断し、中でも特に保守リスクの高いミドルウェアを利用している業務システムから移行プロジェクトを開始しました。
オープン環境への移行を安全にかつ短期間で行うため、スムーズなデータ移行によるコスト削減や生産性向上、業務の効率化を目指しETLツール「Waha! Transformer」を導入しました。