AGFでは、スプレッドシート(Excel)を会計システムへの入力インタフェースとして活用する文化があり、ユーザ部門では、直接会計システムへ登録しない人件費、振替伝票業務に関して、Excel伝票を作成して経理部へ送っていました。(※交通費などの経費精算処理はユーザ部門側で直接、会計システムに登録しています。)
経理部門では、【ユーザ部門で作成されたExcel伝票】と【経理部門で作成したExcelデータ】を会計システムの入力画面から1件づつデータ入力していました。また、AGFでは、科目コードと計上部門を関連付けているため、営業部門の一般費用が本社部門に計上されたり、または工場部門に計上されたりで、間違った伝票が会計システムへ登録されることを防ぐために会計システム側でAGF固有のチェックが行われていました。
また、経理部門内で作成したExcelデータをExcelマクロでチェックし、会計システムへ投入するという業務も一部ありマクロのメンテナンスの面で課題を持っていました。
